塗装歴23年の職人が本音で語る③
会社名や資格だけで選んでいませんか?
外壁塗装を考え始めると、
「大手だから安心。」
「一級塗装技能士がいる会社だから安心。」
「有名な会社だから間違いない。」
そんな風に考える方も多いと思います。
もちろん、それらは安心材料の一つです。
実際に素晴らしい会社もたくさんあります。
私自身も一級塗装技能士の資格を持っていますし、この資格には価値があると思っています。
でも、塗装歴23年の僕だからこそ、お客様に伝えたいことがあります。
会社の名前だけでは、本当に良い工事かどうかは分かりません。
資格だけでも、本当に良い工事かどうかは分かりません。
少し考えてみてください。
大きな病院だからといって、必ず名医が担当してくれるとは限りません。
逆に、小さな病院でも親身になって診てくれる先生はたくさんいます。
会社も同じです。
会社の規模や知名度だけで、工事の品質が決まるわけではありません。
一級塗装技能士も同じです。
この資格は国家資格です。
取得するためには知識や技術が必要ですし、私も取得できたことを誇りに思っています。
でも、この資格を持っていることと、お客様のお家を長持ちさせられる工事ができることは、必ずしもイコールではありません。
なぜなら、塗装工事は資格一つで完成するものではないからです。
実際に大切なのは、
現地調査をどれだけ丁寧に行うのか。
お客様の話をしっかり聞いているのか。
家に合った塗料を提案しているのか。
下地処理を妥協しないのか。
工事中の管理体制はどうなっているのか。
工事が終わってからも責任を持って対応してくれる会社なのか。
そういった日々の積み重ねです。
そして、もう一つ知っていただきたいことがあります。
実際にお客様のお家を塗装するのは、
会社の看板ではありません。
資格証でもありません。
現場で作業する職人と、その工事を管理する会社です。
どんなに有名な会社でも、現場管理が行き届いていなければ良い工事にはなりません。
逆に、大きな会社ではなくても、お客様一人ひとりと真剣に向き合い、現地調査から施工、アフターフォローまで責任を持つ会社はたくさんあります。
23年間、この仕事をしてきて思うことがあります。
お客様にとって本当に大切なのは、
「どんな資格を持っているか。」
「どれだけ有名な会社なのか。」
それだけではありません。
私だったら、自分の家を塗装するとしたら、
現地調査をどこまで丁寧にしてくれたか。
質問に分かりやすく答えてくれたか。
見積書の内容をきちんと説明してくれたか。
そして、
工事が終わった後も、この会社なら責任を持ってくれる。
そう思える会社を選びます。
一級塗装技能士という資格は、とても価値のある資格です。
会社の名前も、お客様に安心感を与える大切なものです。
でも、それだけで会社を選ぶのは少しもったいないと思っています。
その会社がどんな考えで仕事をしているのか。
どんな人たちが工事をしているのか。
どこまでお客様のお家と真剣に向き合っているのか。
そこまで見ていただけたら、きっと後悔のない塗装工事につながると思います。
次回は、
「保証があるから安心」は本当?塗装工事で本当に見るべき保証のポイント
について、現場目線でお話ししたいと思います。

