見積書を確認すること
外壁塗装業者の大半は、まっとうな商売をしている信頼できるところです。
しかし残念ながら、一部業者は悪質な営業をしています。
このような悪徳業者に引っかからないためには、見分け方をマスターしておくことです。
通常、外壁塗装業者に作業を依頼する前に、どの程度の費用が掛かるか、見積もりを取ります。
この見積書の内容が具体的ではない場合、悪徳業者の可能性が高いです。
特に見積書の中で「○○一式」という言葉がしばしば出てくる場合には注意したほうがいいでしょう。
一式と書かれてしまうと、具体的に何にいくら費用が掛かっているのか判断ができなくなります。
また施工箇所に関してメートルや平方メートルなど具体的な数値で記載していない場合も注意が必要です。
どの部分にどのような作業を行うのか、そしてその結果どの程度の料金が発生するかを明確に記載している業者に依頼しましょう。
外壁塗装の見積書を見てみると、「諸経費」の記載される場合が多いです。
諸経費は業界では料金の1割を上乗せしてくるのが相場といわれています。
しかしこの諸経費もただ「諸経費」と書いて終わりではなく、何が含まれているのか具体的な記載があるかどうかはチェックしておきたいところです。
施工費の支払い方法をチェックする
施工費の支払い方法ですが、後払いになっているかどうかは確認しておきましょう。
先払いにしている業者の場合、悪徳の可能性が出てくるからです。
先払いにすると、最悪持ち逃げされる恐れもあるでしょう。
先払いと言ってきた業者に後払いを要求すると「ウチも苦しいので…」と言ってきて、なかなか譲らない担当者も見られます。
このような業者は本当に経営が厳しく危ないところかもしれません。
外壁塗装の工事は早くて2週間・どんなにかかっても1か月程度で納品できます。
その短い期間でも資金が必要なところは、倒産寸前の可能性も考えられます。
口コミを確認すること
お店を利用するにあたって、口コミをチェックする人は多いでしょう。
外壁塗装についても口コミがいろいろと投稿されています。
こちらで評判をチェックするのもおすすめの方法です。
この時、複数の口コミサイトで評判をチェックしてみましょう。
中には悪徳業者の社員が意図的にいい口コミを投稿して情報操作を行っていることもあるからです。
しかし本業の片手間で行っていますから、すべての口コミサイトを網羅しているわけではありません。
複数のサイトでおおむね良い評判が書かれているようであれば、信頼できる業者と判断できます。