外壁塗装なら日の出町・あきる野市のライジアート

外壁や屋根の塗装なら日の出町のライジアート

ブログ

外壁塗装の二液塗料:費用相場と外壁塗り替えの完全ガイド

外壁塗装で長持ちする住まいを実現しませんか?二液塗料は、その耐久性と耐候性で外壁を保護し、美観を長期間保ちます。この記事では、二液塗料の基本から、費用相場、選び方、塗り替えのポイントまで、外壁塗装に関するすべてを網羅的に解説します。

二液塗料とは?外壁塗装における基礎知識

一液型塗料との違い:耐久性と性能の比較

一液型塗料は、缶を開ければすぐに使える手軽さが魅力ですが、二液型塗料と比較すると、耐久性や耐候性に差が出ることがあります。 一液型塗料は、空気中の水分や酸素と反応して硬化するタイプが一般的です。
そのため、塗膜の硬化に時間がかかり、十分な強度が得られない場合があります。また、耐候性も二液型に比べて劣る傾向があり、紫外線や雨風による劣化が進みやすいというデメリットがあります。
一方、二液型塗料は、主剤と硬化剤の化学反応によって硬化するため、塗膜が強固で、耐久性や耐候性に優れています。特に、紫外線や雨風にさらされる外壁には、二液型塗料が適しています。
長期的に見ると、メンテナンスの頻度を減らすことができ、ライフサイクルコストを抑えることにもつながります。 ただし、二液型塗料は、混合の手間や可使時間などの注意点があります。
また、一液型塗料に比べて価格が高い傾向にあります。そのため、予算や施工条件などを考慮して、適切な塗料を選ぶことが重要です。専門業者に相談し、それぞれの塗料のメリット・デメリットを理解した上で、最適な選択をしましょう。

二液塗料の選び方:外壁材との相性と機能性

二液塗料を選ぶ際には、外壁材との相性を考慮することが非常に重要です。外壁材の種類によって、最適な塗料は異なり、相性の悪い塗料を選ぶと、早期の剥がれや膨れの原因となることがあります。
例えば、モルタル外壁には、透湿性の高い塗料が適しています。モルタルは、内部に水分を含みやすく、透湿性の低い塗料を塗ると、内部の水分が蒸発できずに塗膜を押し上げてしまうことがあります。
一方、サイディング外壁には、密着性の高い塗料が適しています。サイディングは、表面が滑らかで塗料が密着しにくいため、密着性の低い塗料を塗ると、剥がれやすくなることがあります。
また、機能性も重要な選択基準となります。遮熱性、断熱性、防水性、防カビ性、防藻性など、様々な機能を持つ塗料があります。例えば、夏場の暑さを軽減したい場合は、遮熱性の高い塗料を選ぶと効果的です。また、雨が多い地域では、防水性の高い塗料を選ぶと、外壁の劣化を防ぐことができます。
塗料を選ぶ際には、外壁材の種類と必要な機能を考慮し、専門業者に相談しながら最適な塗料を選びましょう。カタログやサンプルを取り寄せ、色や質感を確認することも重要です。

二液塗料の費用相場:塗料の種類と施工費用の内訳

塗料の種類別費用相場:シリコン、フッ素、無機塗料の比較

二液塗料の費用は、塗料の種類によって大きく変動します。
主な塗料の種類として、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあり、それぞれ価格帯や性能が異なります。 シリコン塗料は、比較的安価で、コストパフォーマンスに優れています。耐候性や耐久性も一定レベルあり、一般住宅の外壁塗装によく使用されます。
費用相場は、1平方メートルあたり2,000円~3,000円程度です。 フッ素塗料は、シリコン塗料よりも高価ですが、耐久性や耐候性が高く、長期的に美観を保つことができます。紫外線や酸性雨にも強く、メンテナンスの手間を減らすことができます。費用相場は、1平方メートルあたり3,500円~5,000円程度です。
無機塗料は、最も高価な塗料ですが、耐候性、耐火性、防汚性に優れており、非常に長寿命です。無機物を主成分としているため、紫外線による劣化がほとんどなく、長期的にメンテナンスフリーを実現できます。費用相場は、1平方メートルあたり5,000円~8,000円程度です。
これらの費用相場はあくまで目安であり、実際の費用は、塗料のグレードや施工業者によって異なります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

施工費用の内訳:足場、下地処理、塗装作業

外壁塗装の費用は、塗料代だけでなく、様々な施工費用が含まれています。
主な内訳としては、足場設置費用、下地処理費用、塗装作業費用などがあります。 足場設置費用は、安全に作業を行うために必要な足場を設置する費用です。建物の形状や高さによって費用が異なり、一般的には15万円~30万円程度かかります。
下地処理費用は、塗装前に外壁の汚れや劣化部分を取り除く費用です。高圧洗浄やひび割れ補修、シーリング補修などが含まれます。下地処理をしっかりと行うことで、塗料の密着性が高まり、耐久性が向上します。費用は、外壁の状態によって異なり、5万円~20万円程度が目安です。
塗装作業費用は、塗料を塗布する作業にかかる費用です。塗装の回数や使用する塗料の種類によって費用が異なります。一般的には、3回塗り(下塗り、中塗り、上塗り)で行われ、1平方メートルあたり1,000円~2,000円程度が目安です。
これらの費用は、業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取り、内訳を詳しく確認することが重要です。また、追加費用が発生する可能性についても確認しておきましょう。

見積もりの注意点:追加費用や保証内容の確認

外壁塗装の見積もりを比較する際には、価格だけでなく、追加費用が発生する可能性や保証内容をしっかりと確認することが重要です。
見積もり書に記載されていない費用が後から発生するケースもあるため、注意が必要です。 追加費用が発生する可能性がある項目としては、下地処理の追加工事、塗料のグレードアップ、悪天候による工期の延長などが挙げられます。これらの項目について、見積もり時に確認しておきましょう。
また、保証内容も重要な確認ポイントです。保証期間や保証範囲、保証対象となる不具合などを確認しましょう。一般的には、塗料の剥がれやひび割れ、変色などが保証対象となります。
保証期間は、塗料の種類や業者によって異なり、1年~10年程度が目安です。 見積もりを依頼する際には、複数の業者から相見積もりを取り、それぞれの見積もり内容を比較検討しましょう。
見積もり書の内容について不明な点があれば、業者に質問し、納得できるまで説明を求めることが大切です。安すぎる見積もりには注意し、信頼できる業者を選びましょう。

外壁塗り替えの工程:二液塗料の効果を最大限に引き出すために

高圧洗浄:汚れやカビの除去

外壁塗り替えの最初の工程は、高圧洗浄です。これは、長年の間に外壁に付着した汚れ、カビ、藻などを徹底的に除去するために行われます。高圧洗浄を行うことで、塗料の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させることができます。 高圧洗浄機を使用し、水圧を調整しながら外壁全体を丁寧に洗浄します。
特に、汚れがひどい箇所や、カビや藻が発生している箇所は、念入りに洗浄する必要があります。洗浄後、外壁が十分に乾燥するまで時間を置きます。 高圧洗浄は、見た目をきれいにするだけでなく、塗料の性能を最大限に引き出すための重要な下準備です。
洗浄が不十分だと、塗料が剥がれやすくなったり、早期に劣化したりする原因となります。そのため、専門業者による丁寧な作業が不可欠です。 高圧洗浄を行う際には、近隣住民への配慮も重要です。
騒音や水しぶきなど、迷惑をかけることがないように、事前に挨拶をするなどの配慮が必要です。また、窓やドアを閉めて、室内に水が入らないように対策をしましょう。

下地処理:ひび割れ補修と下塗り

高圧洗浄の後は、下地処理を行います。下地処理は、外壁のひび割れや欠損を補修し、塗料の密着性を高めるために行われます。下地処理をしっかりと行うことで、塗膜の耐久性を向上させ、美しい仕上がりを実現することができます。 まず、外壁全体のひび割れや欠損箇所を点検し、補修が必要な箇所を特定します。ひび割れには、シーリング材を充填したり、補修材を塗布したりして補修します。
欠損箇所には、モルタルやパテなどを使用して補修します。 次に、下塗りを行います。下塗りには、塗料の密着性を高める効果や、下地の吸い込みを抑える効果があります。
下塗り材の種類は、外壁材の種類や塗料の種類によって異なります。適切な下塗り材を選ぶことが重要です。下塗りは、ローラーや刷毛などを使用して、均一に塗布します。 下地処理は、塗料の性能を最大限に引き出すための重要な工程です。
下地処理が不十分だと、塗料が剥がれやすくなったり、ひび割れが再発したりする原因となります。そのため、専門業者による丁寧な作業が不可欠です。

中塗り・上塗り:均一な塗膜の形成

下地処理が終わったら、いよいよ中塗り・上塗りの工程に入ります。中塗り・上塗りは、外壁を保護し、美観を向上させるための重要な工程です。
塗料を均一に塗布することで、ムラなく美しい仕上がりを実現することができます。 中塗りは、塗膜の厚みを確保し、上塗りの密着性を高めるために行われます。中塗りには、上塗りと同じ塗料を使用することが一般的です。中塗りは、ローラーや刷毛などを使用して、均一に塗布します。
上塗りは、外壁の最終的な仕上がりを決定する工程です。上塗りは、中塗りと同じ塗料を使用し、ローラーや刷毛などを使用して、均一に塗布します。上塗りは、ムラがないように、丁寧に塗布することが重要です。 中塗り・上塗りの間には、適切な乾燥時間を設ける必要があります。
乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度などによって異なります。乾燥時間が短いと、塗膜が十分に硬化せず、剥がれやすくなることがあります。また、乾燥時間が長すぎると、塗膜に汚れが付着する可能性があります。
そのため、塗料の取扱説明書をよく読み、適切な乾燥時間を守ることが重要です。

二液塗料のメンテナンス:長寿命を保つためのポイント

定期的な点検:早期発見と早期対応

二液塗料で外壁を塗装した後も、定期的な点検を行うことで、長寿命を保つことができます。
定期的な点検によって、早期に異常を発見し、適切な対応を行うことで、被害の拡大を防ぎ、メンテナンスコストを抑えることができます。
点検の際には、外壁全体を注意深く観察し、ひび割れ、剥がれ、変色、カビ、藻などの異常がないか確認します。特に、日の当たりにくい場所や、雨水が溜まりやすい場所は、念入りに点検する必要があります。
もし異常を発見した場合は、放置せずに、早めに専門業者に相談しましょう。専門業者は、適切な診断を行い、最適な補修方法を提案してくれます。 定期的な点検は、年に1回程度行うのが理想的です。特に、台風や地震などの自然災害の後には、必ず点検を行いましょう。
早期発見と早期対応が、外壁の長寿命化につながります。

適切な清掃:汚れの除去と美観維持

外壁の美観を維持し、長寿命を保つためには、定期的な清掃が不可欠です。外壁に付着した汚れは、放置すると塗膜の劣化を促進し、ひび割れや剥がれの原因となることがあります。
適切な清掃を行うことで、外壁を美しく保ち、塗膜の寿命を延ばすことができます。 清掃の方法は、汚れの種類や程度によって異なります。軽い汚れであれば、水洗いだけで十分です。
ホースで水をかけ、柔らかいブラシやスポンジで優しくこすり洗いします。頑固な汚れには、中性洗剤を使用します。中性洗剤を薄めた液を、ブラシやスポンジにつけてこすり洗いし、水で洗い流します。高圧洗浄機を使用する場合は、水圧を調整し、外壁を傷つけないように注意しましょう。
清掃の頻度は、年に1回程度が目安です。特に、排気ガスや花粉などが付着しやすい場所は、こまめに清掃しましょう。清掃を行う際には、近隣住民への配慮も忘れずに行いましょう。

部分的な補修:DIYと専門業者への依頼

外壁に小さなひび割れや剥がれが発生した場合、DIYで補修することも可能です。しかし、広範囲にわたる場合や、専門的な知識や技術が必要な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
DIYで補修する場合は、適切な補修材を選び、取扱説明書をよく読んでから作業を行いましょう。ひび割れには、シーリング材を充填したり、補修材を塗布したりします。剥がれには、剥がれた部分を清掃し、下塗り材を塗布した後、塗料を塗布します。
専門業者に依頼する場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。業者の実績や評判、保証内容などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。専門業者は、適切な材料と技術で、確実に補修してくれます。 DIYで補修するか、専門業者に依頼するかは、症状の程度や、ご自身のスキル、予算などを考慮して判断しましょう
無理にDIYで行うと、かえって状態を悪化させてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

對知代表からの一言

「外壁塗装って、こんなにお金かかるんだ…」「どれを選べば失敗しないんだろう」
初めての外壁塗り替えを考え始めたお客様から、よくそんな声を聞きます。

僕自身、職人として現場に立ちながらいつも思うのは、塗装ってただ色を塗るだけじゃないということです。家は、家族の毎日を支える大切な場所。だからこそ、「どうすればこの家がもっと長持ちするか」「暮らしやすくなるか」を真剣に考えながら、塗料の種類や施工方法を一緒に選んでいきたいと思っています。

たとえば、二液塗料は一液型よりも少し手間も費用もかかります。でも、「せっかくなら長持ちさせたい」「何度も塗り替えるのは避けたい」という方には、本当におすすめの塗料です。見た目だけじゃなく、家を守る力が違うからです。

僕はこの仕事を通じて、「帰ってくるのが楽しみになりました」なんて言葉をいただくたびに、やってて良かったなって心から思います。

外壁塗装に少しでも迷いがあるなら、焦らずじっくり考えましょう。
そのために、僕たちがいます。無理な営業は一切しません。
あなたとあなたの家にとって、ベストな答えを一緒に探していけたら嬉しいです。
いつでも気軽に、相談してくださいね。

代表對知へのご相談はコチラから!

吉井亀吉からのアドバイス

おぉ~、二液塗料な!外壁塗装の世界じゃあ、もう花形みてぇな存在だな。オイラもな、若い頃はわけも分からず一液塗料ばっか使ってた時期があったけどよ、本気で家を長持ちさせてぇなら、二液に勝るもんはねぇってのが今のオイラの結論だ。

なんせ、主剤と硬化剤の「絶妙なコンビネーション」よ。こいつがバッチリ決まると、塗膜がピシッと固まって、雨風、紫外線、なんでも来いだ。そんでまぁ、可使時間っつって「混ぜてからの勝負時間」もあるから、職人の腕がもろに出る。これはな、気合と経験の世界。いい加減なヤツにゃ任せられねぇ。

ただな、読んでて思ったのは、こういう情報をちゃんと知っておくってのが大事ってことよ。「高いからフッ素はやめとこう」とか「安いシリコンでいいや」っつって、何も知らねぇまま決めちまうと、後から泣きを見る羽目になる。塗料選びも人生と一緒よ。相性と覚悟が大事だ!

んでよ、オイラが何より言いてぇのは、「見積もりの中身をちゃんと見ろ」ってこと。安さだけで飛びつくな。足場代とか下地処理とか、何が入ってるか確認しておけ。あと保証。コレ忘れんなよ。トラブってから「そんな話聞いてねぇ!」ってのは、だいたい確認不足だ。

家っつーのはな、自分や家族が雨風しのいで、笑って暮らせる場所だ。その大事な場所を守るための外壁塗装なんだ。手ぇ抜いちゃダメだし、悩んでんなら遠慮すんな。

困ったらいつでも相談してくれ!
オイラ吉井亀吉、あんたの味方だ!

外壁塗装・屋根塗装に関する相談はコチラから!

まとめ:二液塗料で外壁を長持ちさせよう

二液塗料は、一液塗料と比較して耐久性、耐候性に優れており、外壁を長期間保護するのに適しています。
外壁塗装における基礎知識として、二液塗料の成分と配合の重要性、一液型塗料との違い、そして外壁材との相性と機能性を理解することが大切です。 費用相場については、塗料の種類(シリコン、フッ素、無機塗料)によって異なり、施工費用の内訳(足場、下地処理、塗装作業)も考慮する必要があります。見積もりを取る際には、追加費用や保証内容をしっかりと確認しましょう。 外壁塗り替えの工程では、高圧洗浄で汚れを除去し、下地処理でひび割れを補修し、中塗り・上塗りで均一な塗膜を形成することが重要です。
これらの工程を丁寧に行うことで、二液塗料の効果を最大限に引き出すことができます。 長寿命を保つためには、定期的な点検を行い、早期発見と早期対応を心がけましょう。
適切な清掃を行い、汚れを除去することで美観を維持できます。部分的な補修が必要になった場合は、DIYで行うか、専門業者に依頼するかを検討しましょう。
二液塗料を選択し、適切な施工とメンテナンスを行うことで、外壁を長持ちさせ、美しい状態を維持することができます。外壁塗装を検討する際は、ぜひ二液塗料を検討してみてください。

日の出町、あきる野市、青梅市を拠点にご対応しております!

代表 對知
一級塗装技能士の對知です。塗り替えのご相談からお見積りはお気軽にお問い合わせ下さい!

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)